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 しかし、あえて言うならバラには高芯剣弁咲き、ロゼット咲き、カップ咲きなど様々な形状とカラーチャートでも表せないような豊満な色の種類で視覚を楽しませ、香水の原料に成る位の気品溢れる香りを持ち嗅覚を楽しませ、高貴さを現すようなその棘としなやかでしっとりとした花びらは触覚を楽しませる。

 

 家族の総意で「味覚はいらない。」となったので、残るは聴覚だ。

 

 そこでロックがやって来るというわけだ(なんたるこじ付け!)!!

 

 今までも「人名」や「単語」のような花名は数多くある。しかし私は花名にメロディーを持たせたいのだ。

 

 アメリカのロックバンド「Life house」アコースティックギターの切なく優しい調べとハスキーボイスの力強く甘い歌声。ロックバラードとは正に彼らの為の言葉だろう。

 

 彼らの名曲「Hanging by a moment」の「君とその時を待つ」というリリックは初中年の私の胸をも「キュン」とさせる。

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