大きな目標は見つからないが、それでも毎日必死に生きていれば得るものも大きいだろう。
どの生き方がどのような結果をもたらすかは、全く持ってわからない。
「先に展開を求め、後に緊湊に至る」という言葉がある。
まずは大きくゆったりとした視野で物事を理解し、その後自らの中で研ぎ澄ましていく。といった意味である。
私から見れば、当初は何も目標が見つからず迷い、色々な事をしてみた結果、多くの人や経験に会え、その後大きく花開く生き方も魅力的だ。
つるバラの性質を持つ我が家の「アブラハムダービー」もよく伸び、花丈3mを超えるものもあり、ぐにゃぐにゃに曲がりながらも、目を奪われる美しい花と心打たれるような香りを放つ。
彼女を見ていると、曲がることに何の畏怖も恥じも感じない。
むしろ、人工物のように直立不動でいることのほうが、不自然にすら感じる。
そう!そうなのだ!天然パーマで何が悪い!!
2008年3月21日(金)「 伝導 」
耳までが酸っぱくなるほど、原油価格高騰が取沙汰されている。
何れは枯渇する資源なのだから、何時までも脛をかじっている訳にもいかない。
出来ることの一つとして、ヒートポンプ(エアコン)を導入してみた。
1棟200坪に2台。
手始めに試験と言ったところであろうか。長野県下での導入は初である。
メーカーは農業用エアコンに力を入れ始めている日立。
農業資材として生産されていない為だろうか、未だ何かと不具合は多い。システム、着工の点においても改善、考慮の余地は見受けられる。
若輩者の戯言ではあろうが「え?なんでそうでなくてはいけないの?」ということは固定概念の中にしばしば産み落とされる。
広島の今井さんが考え出した「エコモード」というのも、固定概念から解き放たれた思考だと感嘆する。
細かい話をしても詰まらないので、我が家のブログには記さないが、除湿が出来れば高温多湿の日本での栽培に向かないバラもいいものが生産できる。
それに最も嬉しいのは、ボトやベト病を出し、折角成長したバラたちの首をもいで捨てる。という精神衛生上もよろしくない行為をしなくていいとなれば、我々生産者にとってもいいことだろう。
ヒートポンプに期待はしている。
火力、原子力に頼った発電では、今一ピンとこないが、電気は意外と簡単に生み出せるエネルギーだ。
下敷きやセーターでも電気は生み出せる。でんじろう先生万歳だ!
その点において私などは中部電力で働いてもいいくらいのパチパチ君(静電気野郎)だ!
しかも、打たれ弱いので車のドアで「パチッ!」とすると予想以上に叫喚してしまう。
この電気を地球の未来の為に使ってもらいたいものだ。