最近、当時1ヶ月ほどホームステイでお世話になっていた家の娘とe-mailで文通している。
久々のオランダ語に少々苦戦はしているが、凡小な私の唯一の取柄と言うべきオランダ語が、脳の片隅にしまってあった思い出のアルバムを刺激する。
7年前と言えば信州の大祭の一つ「諏訪大社・御柱祭」は7年に1回。生まれたての赤ちゃんも小学校入学。
体感時間安定型の私にとっては、遥か昔の思い出だが、今も鮮明に当時のことは覚えている。
当時、バラについての知識などほとんど無かった私が、出会ったバラのうち2品種が現在我が家で生産中の「ベンデラ」と「イリオス!」だ。
「縁は異な物、味な物」とはよく言ったものだ。
7年たって私も少しは成長したのだろうか?
成長しているかどうかは不鮮明であるが、体験したこと、出会った人々は紛れも無く私の肥しになっているだろう。
その証拠に腹回りには、いかなる食料危機にも耐えうる保存肉を蓄えている。
精神は子供。体型は中年。2008年はギャップを大事にしていこう!
2008年3月10日(月)「 理想と現実 」
先週はセリにも上場していたのに、今週は一本の出荷も無い。
小売にしても宴会需要にしても安定していない供給には信用はおけない。
そんな事は百も承知だが、なかなか難しい。
特に休眠明けの出荷は一発切りになってしまう。
休眠入り前に調整しても何だかんだで、採花時期が揃ってしまう。
生産者によっては母の日や卒業シーズン、転勤、退職時期に故意に大量出荷を当てる方もいる。
しかし我が家のようにブライダル系の品種を多く持ち、その後の安定供給をしようとすると数日の内に大量に出荷して、その後暫く出荷の谷間となるのは得策ではない。
再三記すが、そんな事は百も二百も承知だ。(でも、できないだもん!)
そういった訳で今週大量に出ているイントゥリーグ、ロマンティックキュリオーサ、パパメイアン、ザ・プリンスは来週いっぱいくらいで激減します。
その代わりイリオス!とプリンセスオブウェールズ、フラジールあたりが出ます。
ご意見、ご感想などは一切受け付けません。
バラに何を言ったところで彼女達は美しくこちらに微笑みかけてくれるだけですから。
私どもバラ屋ができるのは、バラが育つ手伝いをして、採花をし、出荷することしか出来ませんので。
バラのせいにして、自らの技術力の無さを棚上げしているとご指摘のあなた!
ご名答!