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 南信にも慌ただしく桜が咲き乱れ、山には色とりどりに木々が花を咲かせる。

 

 桜や木蓮の肩越しに残雪を冠する山々が見え、春の訪れと冬の残り香を感じる。

 

 我が家のバラたちは市況と共に控え気味である。

 

 唯一、勢いを保っているのは、12月に定植した「ジプシーキュリオーサ」。

 

 まるで崩壊したベルリンの壁か万里の長城を彷彿とさせる程、茂り、壁と化している。

 

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