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 普通であれば、少しでも元気に、少しでも大きくと思うのが親心と言うものだが、今回ばかりはそうもいかないようだ。

 

 物を失くして「ない!ない!」と大騒ぎをしたり、人のせいにしてみたり。

 

ところが見付けてみたら、実際には身の回りにあった。

 

 こんな時でも私は決して謝らない。

 

 きっと意地悪な妖精の仕業に違いないからだ。

 

 世の中は摩訶不思議な事だらけである。



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